優しさってなんなのわからなくなったら読むべきマンガ 傷だらけの仁清

傷だらけの仁清（ヤングジャンプコミックスDIGITAL）

これは本当に勉強になる。
人への優しさとか義理ってなんのか。
自分の生きてく中でもふとこのマンガを思い出す時がある。

当たり前のように家族と毎日過ごしてたり、
当たり前のように毎日職場の人と顔合わせたり、
当たり前のように友達と会ってると、
それが当たり前になりすぎて、それがどんだけ大切なのか見えなくなっちゃうのよね。

小さい優しさが見えなくなる。

当たり前のようなつながりってすごく大切で、
ふと振り返ると、あの時あーしてくれたのはこの為だったたんだなぁ。。
って少し後悔する時があるんですよ。

あの時ありがとうって一言言っとけばよかったとか、
あの時もうちょっと優しく接してあげとけばよかったとか。

このマンガの主人公 仁清 は親にゴミ山に捨てられて
孤児院で育った後、ヤクザに拾われる。
それがよかったのかどうかは知らない。

でもそれが 仁清 にとっての初めてのつながりなんですよね。
だからこそつながりをすごい大切にする。

どんなに傷ついてもその人への義理を通すというか、
なんか別に親分と子分とかじゃなくて、
こんな自分につながりを作ってくれてありがとう、
そんな風に思える人を傷つけたくないんだろうね。

ヤクザになった後、話の途中で
警察官の家族に拾われるんだけど、
その家族とつながってもいいのかという仁清の葛藤と
その家族の優しさが。。。

本当の優しさ、幸せってなんなのか悩んでいたらぜひ読んでみてください。